ホはホログラムのホ PartII

来年の私より今の私の方が若い

今後、住む場所はどこですか

普通に仕事して生きてたら

いつの間にか自然に
こういう家に住めると思ってた
ふしがある。


恐ろしい…。

これこそまさに、
「ポジティブな空想」。

そう、空想に過ぎない。

今さらやっと、
無理なんだなって受け入れ始めている
今日この頃。



しかし、

冷凍庫が時々さぼってるし
オーブンのパン捏ね機能が壊れ
トースターが劣化したので廃棄し
洗濯機の蓋の蝶番が割れた今、

どーせすべて取っ替えるならばと、

引っ越し熱がたかまっている。

実はずーっと引っ越したいと
言っている。


はよせい、

と傍からは思うかもしれないが、
家電だけでなく、
家具も壁紙も床材もすべて
自分好みにしたいと

それこそ

「ポジティブな空想」に
ふけっていると、

資金が足りない。

さらには、
常に体調が悪いため、

内見やら手続きやら転居作業やら
想像しただけで疲れてしまう
という事情が
自分なりにあったのです。


しかし、

完全に視点を変えなければ、
とやっと気づいた今日この頃。

とりあえず、
今後5年住む場所という観点で
探そう。

ついの住処と思うから、
動けないんだ。


ところで、
それはそれとして、

今後、もっと年を取ったとき、
おひとり様で、
部屋を貸してくれるところは
あるんだろうか。

ぐぐる

「保証会社にお金を払えば大丈夫」

とか

「今後は借り手が減るから
 それほど心配しなくてもよい」

など、

どちらの意見もあり、

見通しがつかない。

一応、実家の土地があるので
なんとかなるのではと
たかをくくっているところが
なくもない。

しかし、実家の建物は
確実に劣化しており、
あと20年30年、
持つとは思えない。

現実が差し迫っているのを
今までは考えないようにしていたが、
今年から5年のうちに
(というか55歳までに)

ある程度、
見通しを立てたい。

仁王立ちで
行く先をまっすぐ
見つめるのだ。