ホはホログラムのホ PartII

来年の私より今の私の方が若い

読む本をリストアップする in 2022 その7

いつものように、
読了した本の感想から。



水中の哲学者たち


考えること、そして、
それを他者と分かち合う難しさ。

正解がないことを
ずっと抱えていくのって、
もやもやして嫌になりそうだけど、
それを続けている筆者がえらい。



女ふたり、暮らしています。



とても面白かった!

友人同士でマンションを購入して
女性2人+猫4匹で暮らすようになった
経緯とその日々を記したエッセイ。

その同居構成を「W2C4」と表現したり、

(それなら私は「W1」だが、
 近々「W1D1」になりたいと
 思っている)

2日に1曲ずつ心地よいお気に入りの曲を
アップするTwitterの名前が
hawaii_deliveryだったり、

「浅い知識」という名前の
気楽な勉強会を開いたり、

(それはすでに終わって
 「浅い美食」という食事会に
 変わっているらしいことも含め)

なんやらセンスがいい。

韓国の文化に魅了される
若者たちが多いのも納得。

ところで、
2人のうちの1人キム・ハナちゃんの
お母さまがおっしゃった言葉

「年を取ったらどこから
 自信が湧いてくるか知ってるかい?

 体力だよ」

まさに~!!




いろいろ


上白石 萌音ちゃん、
かわいらしいのでお気に入り。
鹿児島出身、メキシコ経由ってのも
いいじゃないですか。

本をしっかり読んで、
日々、いろんなことを感じて
考えている人の文章だなーって
思いました。

文中で触れられていた
The Typewriterという曲、
どんなの?ってぐぐってみたら、

誰でも知ってるあのメロディ。
そんなタイトルだったのかーと。

この年でも、
知らなかったことを知るのは楽しい。

読書の喜びはその本の中に
あるものだけではなくて、

その外の世界にも広がっていく。




細雪(中)


本当は
寒い時期に読みたかった小説だけど、
ゆっくりペースで
初夏に入ってしもた。

三女の婚活、どうなった?
と思って読み始めたら、
中巻は四女の話が中心。

大変な水害が起きて、
はらはらしました。

それと、
とにかく病気が多い。

昔はまだ治療法も今ほど
発展してなくて、
命を失うことも多かったんでしょうね。




自由研究には向かない殺人



イギリスの女性高校生が、
近隣で起きた殺人事件を
自由研究の題材に選んで、
真相究明していくお話。

読みやすいミステリーでした。

主人公がマーガレット・アトウッド
課題もやってたのが、

あー、私も今読んでるよ、っていう
他人にはどうでもいいリンクを感じて
楽しかったです。

ちなみに、読んでいた
ハーパーズ・バザー誌にも
現在のアトウッド氏のインタビューが
載っていて、

リンクを感じたわ~。

他人にはどうでもいいでしょ?
ただの偶然。


そのアトウッドの
「浮かびあがる」

大学時代に読んだ時と変わらず、
翻訳で読んでもやっぱり
難しかった…。

翻訳者によるあとがきにもあったように、
彼とか彼らとかが
誰のことか分からず、
なんだか宙ぶらりんのまま
読み進めましたが、

物語の中にすっかりはまり込む
面白さはあって、
理解できているとは言い難いけれど、
楽しめたかなとは思います。




さて、新しく読む本のリスト。


天才たちの日課
クリエイティブな人々の
必ずしもクリエイティブでない日々


なにかを成し遂げた人は、
どんな日常を過ごしていたのか
興味津々。



痛くない!疲れない!歩き方の教科書
腰痛、ひざ痛、足首痛、外反母趾・・・


たくさん歩きたいんです。

個人的には、
たくさん歩いた後に
ふくらはぎがパンパンに張るのが
改善できたらいいなと
思っているんだけど。



ガリ屋がまとめた生姜のはなし

楽天でもAmazonでも取り扱いなし。

にんにくが苦手なので、
ショウガには本当に
お世話になっております。



ものぐさ投資術
「定額積み立て分散投資」入門


ものぐさであることについては、
揺るがない自信がある。
(どや!)



次のマーガレット・アトウッドは、
「食べられる女」

代表作の1つみたいなのに、
絶版なのか取り扱いなし。

でも、このペースだと
また1年に1作家で終わりそうだな。