ぐわしぐわしと
読んでいきますよ。
39.
大原照子のシンプル家事ノート
ラクして気持ちよく暮らす
いちばん簡単な方法
大原照子著
やはり、
常に部屋をきれいに保つには、
・物を少なくすること、
・そのつど掃除
が基本だよなー。
40.
アサーティブ・コミュニケーション
戸田 久実著
主に職場でのアサーションが
取り上げられています。
内容としてはもちろん
これまで読んだ2冊と同じですが、
(違ったらまずい)
新しい気付きとしては、
「ネガティビティバイアス」。
非主張的なタイプの人は、
これまでうまく伝えることが
できなかった経験から、
「どうせまた同じことになる」
と思って口をつぐみがちだが、
”たとえこのような経験が
過去に何度かあったとしても、
「あのときはそういう
結果になった」という事実が
あるだけのことです。”
た、確かに…。
そういう思い込みを
自分でリセットしていく
必要があるというのは、
納得でした。
それから、
これは仕事の上の話ですが、
”クレーム対応のゴールは、
相手の機嫌を取ることではない”
いやー、
無意識にそれをゴールにしてたな、
私の場合。
でも、これまでに学んだ真実。
あちらにはあちらの、
こちらにはこちらの事情がある。
それな。
ほんそれ。
対応できる範囲の線引きをし、
それ以外は譲らない。
引き続き、
アサーティブマインドを
醸成していきたいと思っています。
41.
リプリー
パトリシア・ハイスミス著
通常、主人公が犯罪者の場合、
やったことはよろしくないが、
事情や心情には同情の余地あり、
みたいな気持ちで読むことが多いが、
リプリ―は、
後半に進めば進むほど、
この人、あんまり好きじゃないなと
思ってしまい、
逆に面白かったです。
私は若い頃、
最初にフランス映画の
「太陽がいっぱい」を観て、
(父と一緒にテレビで観たな~。
しみじみ…って、まだ
頑張ってるよ!)
アラン・ドロンが魅力的で、
犯罪が露呈しないか
ハラハラしてた記憶がありますが、
原作を読んでみて、
アメリカ映画の「リプリ―」の方が
より近いのではと感じました。
マット・デイモンのリプリーは、
アラン・ドロンのような
魅力はあるが境遇に恵まれない
青年ではなくて、
正直イラっとさせられるような
卑屈な雰囲気さえある人物で、
面白い解釈の映画だなー
くらいの印象でしたが、
原作のリプリーも、
そんな感じでした。
リプリーの他の作品も
あるみたいなので、
著者はある意味気に入っていた
キャラクターなのでしょうか。
読んでみたら分かるかな。
そして、
イラストが多いので、
読んだ本の冊数には含みませんが、
英国の本屋さんの間取り
清水 玲奈著
大変興味深かった。
私も、
セレクトショップ的な書店を
経営してみたいとひそかに
妄想していたりするので、
とっても読んでいて楽しかったです。
42.
白石詩集
白石著
著者の目から見た
土着で素朴な風景。
ほとんどの詩に
食べ物が登場して、
その匂いや湯気を
感じられるようでした。
◎今後の読書リスト
まず、今回のハイスミスは、
11の物語
パトリシア・ハイスミス著
かたつむりがトラウマになるよね~。
アサーションの心
自分も相手も大切にするコミュニケーション
平木 典子著
アサーティブマインドを
体に叩き込むのだ。
人生は、もっと、自分で決めていい
薄井 シンシア著
自分を鼓舞したい、
そんな気分。
母の記憶に
ケン・リュウ著
ケン・リュウも
完全読破したい作家の一人だ。
プラテーロとわたし
フアン・ラモン・ヒメネス著
前回読んだ「プラテーロ」の
詩画集が気に入ったので。
著者はノーベル文学賞を
受賞していたんですね。
海をあげる
上間 陽子著
沖縄の、
主に少女たちが直面する
暴力や貧困などの問題を
テーマに活動している方のエッセイ。
とりあえず、
このペースで行けば、
目標冊数には到達できそうです。