ホはホログラムのホ PartII

来年の私より今の私の方が若い

読む本をリストアップする in 2022 その2

旧ブログからお引越し記事。

 

まずは、
前回のリストから
読了したものをご紹介。


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蝶の粉 [ 浜島 直子 ]
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「毒味」というタイトルの
エッセイで登場する、

「負けている人」っていう概念が
興味深かったな。

もちろんいい意味での
「負けている人」。

たぶん、「負けられる人」。

自分を実体以上に大きく見せない
っていうのは、

むしろ強い人なんだろうな。

それと、

最後の「花柄のワンピース」も
良かったです。

病院の待合室で読んでいたけど、
こっそり泣いた…。

親が守ってくれていた
なにげない日常に気付く瞬間。

わたしゃこの年になってやっと
気付いたのだけれど、
彼女はもっと早い段階で
気付いてた。

一生懸命毎日を過ごしていると、
気付くことも多いんだろう。

最初の方は若干ふわふわしてるけど、
先に進むほどしっかりと
手触りが感じられていく感じがした
エッセイでした。

 

 

マーガレット・アトウッド短編集
「ダンシング・ガールズ」。

死ぬまでに完読したい
作家8人のうちの1人。

この短編集でスタートです。

どれも良かったですが、
中でも「訓練」は読み終わった後、
ざわざわ、ざわざわ、
心が揺れました。

それこそが、
読書に求める刺激の1つ。

今後のアトウッド読破が楽しみです。

 

 

さて、お次の読書リスト。

 

「秋」


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秋 (新潮クレスト・ブックス) [ アリ・スミス ]
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ブレグジットで揺れていた頃の
イギリスを舞台にした小説とのこと。

興味深い。

 

 

ミッテランの帽子」


 

「赤いモレスキンの女」が
面白かったので、早速読むのだ。

 

 

細雪」(上)



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細雪(上巻)改版 (新潮文庫) [ 谷崎潤一郎 ]
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いつか読もういつか読もうと
思っていた谷崎の細雪

今、読む。

 

 

「おひとりさまの終活
 お困りごとは死後事務委任で解決
 自分らしい最期を叶える本」



 

今さらになって心配で心配で
いてもたってもいられなくなる
きょうこの頃なのです。

完全に不安を払拭することは
できないと思うけれど、
今のうちからやれることは
やっておくしかないということで。