ホはホログラムのホ PartII

来年の私より今の私の方が若い

2023年 おせちの風景

僕は普通の男だ

 長身でも男前でもない

 だけど正直者だと思うし

 人に役立つよう心がけてる

 努力すればもっといい人間になれる」

     ー『刑事マードックの捜査ファイル』から

       優生学に批判的なクラブツリー巡査の言葉

 

今年は印象に残った言葉を

備忘録として引用していこうかと思っとります。

 

いわゆる「自己肯定感」って、

自分の可能性を無条件に信じて

日頃からそのための心掛けができていると

自己認識することから生まれるのかな。

 

そんなことをアラフィフになっても

いまだに考えている未熟者のわたくし。

 

 

さて、だいぶ遅れましたが、

今年のお正月を記録しておこうかと思います。

 

途中まではできあいのものを注文しようか、

なんて言っていたのですが、

 

いつまで手作りのおせちが食べられるか

分からないからできるだけ作ろうか、

という話になり、

 

お重はこんな感じ。

 

 

中央は

 

四隅のカップに入れたものは

 

 

あとはレシピなしで作った

栗きんとん、なます、がめ煮

市販の田作り。

 

もう一つのお重は、

かまぼこにいくらのしょうゆ漬けを

はさんだものや、

 

手羽元の黒酢煮、

 

笠原将弘さんのカステラ卵、

(公式サイトでレシピ提供なし)

 

オリジナルのスモークサーモンと

クリームチーズの生春巻き

などを詰めました。

 

他には、

去年好評だった数の子えびアボカドや、

 

春巻きの皮は映っていませんが、

平野レミせんせのレシピで

「食べれば北京ダック」とか、

煮卵など。

 

「食べれば北京ダック」は

予想以上に評判がよかったです。

 

黒豆は、

苦労しましたが、

なんとかシワが寄らずに煮あがりました。

でももう少し煮込みたかったな。

あんまり中まで味が入ってなかったような。

 

個人的に、

おせちよりも楽しみなお刺身は、ぶりと、

サザエさん並みにつながっていた鯛。

母よ、ちゃんと見て切ってるか?

というか、父の月桂冠、どーん!!

 

そんなこんなの元旦の風景でした。

 

いつまで両親がそろって

新年を迎えられるのか。

 

そして、

それを次の代に受け継ぐことが

叶わない現実に押しつぶされ、

 

最近、お正月は正直ちょっと

つらいのが本音です。

 

考えても不安になっても

しょうがないことだけれども。

 

さて、

今年はどんな年になるでしょうか。

 

とりあえず、

戦争が終わって、

コロナが終焉して、

大きな自然災害がなく、

少しでも景気が上向くといいですね。

 

自分にとっての一年としては…

何度 道を訊かれるでしょうか。

 

ちなみに、2022年も2回訊かれました。

 

自分、道訊かれがち顔やろ!(C )もも

 

ということで、2023年、スタートです!!

読む本をリストアップする in 2022 その16

連続投稿。



最初に、
読んだ本の感想から。


侍女の物語


架空の国、ギレアデ共和国で
「産む女」として隔離されて暮らす
侍女オブフレッドの物語。

SF的な設定だけど、
身につまされるお話でした。





消えたメイドと空家の死体


読んでいる間は
確実に楽しみを与えてくれる
テッパンのコージーミステリ。



庭仕事の真髄
老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭


精神科医心理療法士の著者による
ガーデニングの人を癒す力を考察した書。

私も小さくていいから庭を持ちたい。




山登りはじめました めざせ!富士山編


気軽に読める漫画エッセイですが、
有益な情報がいっぱい詰まっていて、
山を登りたくなること請け合い。



そして、
日にちが空いてしまったので、
今後読むリストを通り越して、
読み終わった本を記録。


GO WILD 野生の体を取り戻せ! 
科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、
マインドフルネス


きっと正しいんだろうなと思う。

ただ、自分にできるとは思えない。

できそうなところだけ、
ちょびーっと取り入れよう。



最後に、
お次の読書リスト。


一生リバウンドしない
パレオダイエットの教科書


たぶん、これもできそうにないけど
読んでみよう…。




山登りはじめました2
いくぞ!屋久島編


1が面白かったので。


今年はこれで終わりかな~。


***


最後に、2023年マイベストブックを。

「わたしたちの登る丘」


一番心に残った一冊でした。

これからは詩も積極的に読みたいな。

読む本をリストアップする in 2022 その15

ずいぶん間が空いてしまった。


読み終わった本から。


寝盗る女 (下)

死んだと思っていた「寝盗る女」は
生きていた。

彼女に翻弄される3人の女たち。

アトウッドにしては読みやすかったです。

たぶん、
いろんな言葉遊びとか、
隠された仕掛けとかあるんだろうけど、
普通の小説として読めた感じです。




ほんとうのリーダーのみつけかた

タイトルから自己啓発本か?
と勘違いしそうですが、

自分の軸となるもの、
譲れないものを持とうという話。

外部からの圧力に押されても、
それだけはやらない、という
信念を持つこと…。

とんでもなく
勇気が必要なことだ。




家政婦は名探偵


そうそう、
コージーミステリーは
こういうので(が)いいの。

「ジェフリーズ婦人は洗濯を終えた
 最後のシーツをリネン戸棚に入れ、
 デュ―ベリーの香りをつけた
 ウッドチップをいくつかあいだに
 はさみこんでからドアを閉めた。」

こういうディテールも楽しい。

これ、やってみたい。

リネン戸棚はないけど…。




今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

雑貨や額は三点置き、とか

入り口から
背の高いもの→低いものの
順に配置すると
部屋が広く見えるとか、

基本テクニックが
参考になりました。

手前に背の高い家具を置くと
圧迫感があるのではと
思っていたけれど、

そう言われれば、
遠近法を考えると理にかなってる。


日本でもできる! 英国の間取り


イギリスのドラマで見る家を
思い浮かべて、
イラストを眺めるだけでも
楽しかった。




それでは、
これから読む本のリストを。



消えたメイドと空家の死体

メイドは名探偵シリーズ第二弾。




庭仕事の真髄
老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭

庭仕事、いいね。




山登りはじめました めざせ!富士山編


山登りはじめたい。



うーん、今年中に
アトウッド読破は難しそうだな。

読む本をリストアップする in 2022 その14

いつものように、
読み終わった本の簡単な感想から。




366日絵のなかの部屋をめぐる旅


美しい部屋、
美しいドレス、
美しい風景。


ああ~、
なんで欧米に生まれなかったんだろう。

生れていないから、
こんなに憧れるのか。


古い絵とは思えない
モダンな装いの女性が描かれた
作品もたくさんあって、
楽しかったです。




本当に大事なことはほんの少し
料理も人生も、
すべてシンプルに考える生活術


炊事をしている間、
漂白剤を入れたたらいで
何度もふきんを洗いながら
使うっていう方法、
目から鱗~。

私は料理中ふきんを何枚も
使ってしまうので、

洗濯も大変だし、
干すのも面倒。

ウー・ウェン先生みたいに
毎回2枚で済むなら、
処理も楽だな。

でもふきん用のたらいを
置いておくスペースがないな。

そこ~!!




一度きりの大泉の話

恐らく、
双方に言い分があること
なんでしょうが、

萩尾せんせはたぶん深く
傷ついたんだろう、

そして今でも
その傷は癒せず
許せないんだろう。

それでもいいじゃないか。

そういう傷があるからこそ
生れた作品もあるだろう。

と、完全なるファンは
無責任にそう思うのです。

ごめん。




わたしたちの登る丘


翻訳ももちろんいいのですが、
原文も載っていまして、
読みながら自分の頭の中で
頭韻の力強さとリズムが感じられ、
とても素敵でした。

詩っていいな。

素人ながらに
詩を楽しめるようになるなんて、
若い頃は思ってなかったな。




ご興味がある方はどうぞ。

プラダの黄色いアウターが
良く似合っとる~。

彼女の若々しさと相まって、
希望が感じられますね。


最近は、
特に若い世代で
スポークンワードが
注目されてきているみたいですね。

ラップの普及によるものなのかな?



さて、
これから読む本。


今回のコージーミステリーは、

「家政婦は名探偵」



部屋のあちこちや
家電が次々と壊れたり
劣化してきたりしている。

ますます

ポジティブな空想が
止まらない。



今あるもので「あか抜けた」部屋になる。




日本でもできる! 英国の間取り



次のアトウッドは
いよいよドラマ化もされて
一番有名(?)な

侍女の物語

今年中にアトウッド読破計画、
完遂できるかしらん。

2023春夏 RTW コレクション パトロール

10月になったら
一気に年末にまっしぐら説、

ずっと唱えておりますが、

今年もきっとそうですよ。

保証します。


残すところあと3ヶ月弱、

何ができるだろう?

 


とりあえず、
やっとこさパリコレが終わって(?)
出揃った2023春夏プレタポルテ コレクションを
トロールしたりして。


もちろん全部見たわけじゃないし、

ただ見てるだけの

完全な素人の個人的な好みで
決めたものですが、

これいいな、
と思ったものをピックアップ。

(すべて写真お借りしています。)

 


まずは、

シャネル。

近年のおシャネルの中で、
一番好みだったかもしれない。

いつものように
エレガントでシック。

だけど今回は
より一層ドラマチックな気がする。

どのルックが
広告キャンペーンに採用されるのか
想像するのも楽しい。

インスピレーションソースとなった映画
去年マリエンバートで」は
死ぬまでに一度観たいと思っているものの
1つでもある。

寝ちゃいそうだなと思って、
いつか心の準備ができたら、
とお得意の例の先延ばしをしていたが、
今度こそ見よう。

 

ヴァレンティノ

なめらか~。

ほとんどがワンカラーのルックで、

恐らく「V」から作られた
幾何学模様と、

フェザーとレース、
きらきらのルックが印象的。

ちょっと先シーズンの
ボッテガ・ヴェネタっぽいところも?

でもすべて
(体にフィットしたものさえ)
着心地が良さそうで素敵でした。

 

 

ドリス・ヴァン・ノッテン

プリーツとラッフルと
レースとフィッシュネットのルックが
多くて、どれも純粋にきれい。

 

庭園のような花柄にもうっとり。

 

 

ディオール

メゾンにまつわる場所の
地図がテーマの一つだとか。

 

ガーリーで少しばかりゴシックで、
クチュールと見まごうような
装飾いっぱいのコレクション。

 

ニュールック風?のシルエットと

 

ムッシュディオールといえばの
あふれんばかりの花々

コルセットのドレスもあって
見ていて楽しかったです。

 

 

ボッテガ・ヴェネタ

一見ベーシックに見えるアイテムも、
恐らくこれ以上ないほど
贅を極め、革新的なテクニックが
凝縮されているのではなかろうか、

と勝手に想像を巡らせるような
上質!っていう印象の
コレクションでした。

 

モデルさんが比較的大人な
イメージの人が多いのも、

(個人的に)好感度高い。

 


フェンディ

前、見えてますか~?


キム・ジョーンズのフェンディ、
毎回好きです。

特に先シーズンの秋冬から引き続き、
色遣いが美しい!

 

プラダ

ほとんどがミニマルなルックで、
唯一と言っていいほどの
スズラン柄が印象に残りました。

 

アディアム(ADEAM)


名前くらいしか知らない
ブランドだったんですが、

見ていて心が軽くなるような
明るいコレクションで
純粋に良いな~と思いました。

 

は~。

目が疲れたわー!

でも楽しかった♪

個人的なベストは
今回はシャネルかな。

あくまで自分の好みです。

読む本をリストアップする in 2022 その12

今年は昨年より
読むペースが速いかも?


いつものように、
読了した本の感想から。


「寝取る女」(上)

アトウッド読破プロジェクト第4弾。

今回は話の筋やキャラクターが
分かりやすい。

既にこの世にはいない
一人の女性の陰に翻弄される
三人の女性たち。

この後、どうなっていくのかな?




ワニの町へ来たスパイ

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楽しく読みました。

前回の「木曜殺人クラブ」と同じく、
度胸があって元気な老婦人が活躍。

そのうちの一人、アイダ・ベルは、

「白髪にいくつもの大きなカーラ―を
 巻いてそれを明るいグリーンの
 スカーフで覆い、紫のバスローブに
 ピンクの室内履きというめちゃくちゃな
 配色のいでたちで」

やって来るのです。

かわいくないですか!



細雪(下)


やっと読破。

上中下巻と書いてきて、
最後の一文が!

谷崎…おそろしいわ。
いい意味で。

結婚、病気、世間体、災害、
時代の流れに翻弄されながら、
四姉妹はたくましくも生きていく。

そしてその最後の文章がそれ!
ってのが驚いた。
(2度言う。)



それでは、次の読書リスト。


はい、
アトウッドの「寝取る女」下巻。



わたしたちの登る丘

詩を読みますよ。



ほんとうのリーダーのみつけかた

心がふらふらしたら、
梨木 香歩さんの著書を読むといい。


フィリグリー街の時計師

図書館でジャケ借り。
コージー・ミステリなのか?
殺人は起きないようなので、
のんびり読みたい気分です。

8月の食事風景「とうもろこし率、高すぎやしないか」の巻

また来週から
蒸し暑くなるといういやーな
気象予報を耳にしましたが、

確実に秋の気配を感じる
今日この頃。


8月はとにかく夏の食材を
堪能しました。


まず鶏味噌そぼろを作りまして、
ナスにかけました。

レシピにあるように、
みょうががあったら
もっとさっぱりしたかな。

みょうがが高くてさ…。


残りは、朝食やら、
お弁当やらにも使いました。


そして、
新聞の切り抜きから、
ムラヨシマサユキさんのコーンブレッド。

ムラヨシせんせも書いていたように、
ウィンナ―とか
スモークサーモンなど、
動物性の脂と相性が良い。


それから、
豚肉ととうもろこし・もやしのスープ

とうもろこしの出汁が
さっぱりしていて
おいしかったです。


その後、
もう一度コーンブレッドをリピート。
出勤時のお弁当にしました。

今年の夏は
とうもろこし祭りだったな。

最寄りのスーパーで
お安かったというのもあるけれど。


ということで、
8/4~9/5の食費は35,693円でした。

今月はまあまあかな。
もう少し切り詰めたいところです。